13:00-
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- 受付開始
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13:25-13:30 [オープニング] |
- 開会のご挨拶
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- 鈴木大輔
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日本Linux協会 会長
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13:30-14:15
[論文発表] チェア:高橋雅彦 |
- モダンな機能を搭載した標準プロトコル(IPsec/IKEv2)ベースのユーザ空間で動作するVPNソフトウェアの設計と実装
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Rockhopperプロジェクトでは、標準プロトコルIPsec(ESPv3/IKEv2)を採用し、かつ仮想イーサネット機能、ルーティングベースVPN、
ロールベースのポリシー管理機能、Peer-to-Peer(P2P)型通信支援機能、モバイル環境およびマルチホーミング環境への対応
(MOBIKE)などのモダンなVPN機能を搭載したLinux上で動作するVPN ソフトウェア実装をスクラッチから設計および開発している。伝
統的なIPsecの設計モデルでは暗号プロトコル(ESP)の処理はデバイスドライバとして実装されてきたが、本実装ではトンネルインタ
フェース(TUN/TAPデバイスドライバ)を利用した近年一般的になってきたアプローチを採用、VPN管理機能(IKEv2)を含め全てをユーザ
空間で実装している。これによりソフトウェア構成がシンプルになるだけでなく、OSの保護下で全ての処理を安全に実行でき、管理や運
用、開発やデバッグが容易になるなどの多くのメリットに与っている。またマルチコアCPUや暗号オフロード・ハードウェアをできるだけ
活用しやすくするための設計も採用している。さらにベンダ依存度や運用システム依存度が高くカスタマイズが必要と考えられる各種機
能を柔軟にカスタマイズ、プラグインできる構造となっている。そして、利用者によるVPNの接続/切断や設定、モニタリングなどのため
にAJAX(Comet)ベースのWeb管理インタフェースを提供する。本プロジェクトの成果はオープンソース(LGPLライセンス)として公開する。
[論文、発表資料]
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- 花田 哲治
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慶應義塾大学(SFC)環境情報学部卒業後、株式会社PFUへ入社。
ネットワーク管理および通信セキュリティ関連のソフトウェア設計および実装に従事。
現在は退職しフリーランスのソフトウェアエンジニア。
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14:15-14:30 |
休憩 |
14:30-15:45
[チュートリアル] モデレータ:高橋雅彦 |
- マルチプロセッサシステムにおけるスケーラビリティーボトルネックの分析手法
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近年のITシステムは、マルチコアCPUの普及に伴ってCPU資源が強化されていますので、CPU以外の要素が性能上のボトルネック(以下、ボトルネック)になることがあります。特に、排他制御のためのロック(論理資源)が新たなボトルネックになると、物理資源(CPU, Disk, Network, Memory)を強化するという単純な対策では性能は向上しない、すなわちシステムにスケーラビリティーがないことから、その対応は困難になりがちです。
このチュートリアルでは、このような状況への体系的な対処として、イベント・トレースを利用した方法を紹介します。事例として、この方法をデータベース処理のベンチマーク・プログラムに適用し、1)マルチコア・マシンの処理時間に大きく影響していたロックを特定できたこと、2)プログラム構造を見直すことでスループット性能を向上できたこと、を紹介します。
[原稿]
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- 堀川 隆
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NEC 共通基盤ソフトウェア研究所主幹研究員
1981年同志社大学工学部電子工学科卒業.1983年京都大学大学院工学研究科修了.
同年NEC入社.以来,マイクロ・プロセッサや計算機システムのアーキテクチャ,
性能評価の方法論やツール等の研究開発に従事。
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15:45-16:00 |
休憩 |
16:00-16:45
[論文発表] チェア:風穴江 |
- Linuxデスクトップ活用の普及に向けた取り組み
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Linux サーバの活用は進んでいるが,デスクトップ用
途としての活用はあまり普及していない.しかしデスク
トップ分野におけるLinux 活用あるいはOSS の活用は,
特定ベンダのロックイン回避という面から,今後のIT
産業発展のためにも不可欠である.本論文では,これま
でLinux のデスクトップ利用普及,さらにはOSS のデ
スクトップ利用普及を目指して様々な活動を行ってきた
筆者らのグループによる活動と成果について報告する.
それを踏まえて,デスクトップ用途に対するLinux 活用
普及推進に今後も必要な活動について述べ,デスクトッ
プ用途のコンピュータに対する意識は更なる改善が必要
であることと,それに対してどのような取り組みが行わ
れているか,現時点での課題は何かについて論じる.
[論文、発表資料]
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- 飯尾淳
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株式会社三菱総合研究所 情報技術研究センター 先端情報技術研究グループ
1994年、(株)三菱総合研究所に入社し、現在、主任研究員。博士(工学)、
技術士(情報工学部門)。専門は画像処理とユーザインタフェース。
日本OSS推進フォーラムではデスクトップ普及戦略検討タスクフォースの主査を担当。
代表的な著作として「演習と実例で学ぶプロジェクトマネジメント入門」、
「Linuxによる画像処理プログラミング」、「リブレソフトウェアの利用と開発」など。
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16:45-17:15 |
休憩 |
17:15-19:15
[BOF] モデレータ:松本悟 |
- openSUSE Conference 2009 - 東京ブランチ
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ドイツ/ニュルンベルクで同日より開催される「第1回 openSUSE Conference 2009」に歩調を合わせ、
日頃openSUSEに貢献している人、使っている人、なんとなく興味を持っている人が集まり、
openSUSEについてざっくばらんに語り合う場として本BOFを企画しました。
このBOFでは、以下の2部構成を予定しています。
■第1部: openSUSE最新動向 + OBS & SUSE Studioデモ
11月にほぼ1年ぶりのバージョンアップとなる11.2のリリースをひかえた
openSUSEプロジェクト/コミュニティで最近話題になっていることなどをご紹介。
また、簡単にパッケージを構築できる「openSUSE Build Service」(OBS)、
自分の用途に合わせたアプライアンスを作成できる「SUSE Studio」について、
その使い方をデモしていきます。
■第2部: openSUSE Weekly News日本語版ブレインストーミング
間もなく日本語版翻訳開始から1年となる「openSUSE Weekly News」の舞台裏 & これからについて語りつつ、
一歩踏み込んでプロジェクト/コミュニティへ関わってみたいという興味を持っている方へ、
何から始めたらいいのかというヒントも提供して
いきたいと思います。
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- 松本悟
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openSUSE Member - Marketing/Weekly News/openFATE Screening Team
2008年、日本人として初めてopenSUSE Memberとしての認定を受ける。
現在は主にopenSUSE Weekly Newsの編集/日本語版翻訳などMarketingTeam
の一員として活動するとともに、openFATE Screening Team、
M17N(多言語化)プロジェクトなどにも参加。
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