プログラム - 2010年11月13日(土)

2010年11月12日(金) | 2010年11月13日(土)
時間タイトル発表者
9:30〜 受付開始
10:00〜12:00 翻訳者のためのLinux

Linuxデスクトップ上でのさまざまな翻訳環境をチュートリアル形式で ご紹介いたします。

翻訳者BoF

自由なソフトウエアやプロプライエタリなソフトウエアを含めたソフトウエアおよび ドキュメンテーションの執筆者・翻訳者が集まり、 現状とその問題点について議論や意見交換を行います。
[原稿]

エラリー ジャンクリストフ

OmegaTプロジェクト現地化担当
株式会社DOUBLET 代表取締役

昼食休憩(60分)
13:00〜13:50 Vine Linux 5 による担任用ネットワークカメラシステム(NCSFCT)

最近、単眼カメラとコンピュータを統合して、カメラ本体に固有のIPアドレスを持たせ、 無線LANで接続できるWebサーバとし、遠隔のパソコンからWebブラウザを使用して 動作させるネットワークカメラが安価に手に入るようになった。 又、最近の教育環境の高度化に伴い、 当校でも教室等へ無線LANが導入されている。
当論文では、その様な環境で、「遠隔のパソコンから教室等の中の様子を、46時中、 ディスプレイに表示するだけでなく、録画等を行い、それと並行して過去の録画結果を 参照することを可能とする新規プログラム」を、GPLを前提として、VineLinux5を使用して 実現するシステムを提案する。
当システムによって、ネットワークカメラ4台による教室内の画像等を、遠隔の教員 室等から、メンテナンスフリーで、およそ2年分録画等を行うことが可能である。
[論文]、 [発表原稿]

小飼 敬

茨城工業高等専門学校
電子情報工学科 助手

滝沢 陽三

茨城工業高等専門学校
電子情報工学科 准教授

杉村 康

茨城工業高等専門学校
電子情報工学科
情報電気電子専攻科 教授

休憩(10分)
14:00〜14:50 マルチスレッド環境下の参照カウントGCの為のカウンタ更新スレッド数の静的解析方法

参照カウントGCをマルチスレッド環境で用いる場合、 複数スレッドが同一オブジェクトのカウンタを更新する可能性がある。 カウンタの整合性を保つため、カウンタ更新にはアトミック操作を用いる必要がある。 しかし中には単一のスレッドのみからカウンタを更新されるオブジェクトも存在する。 それらのオブジェクトのカウンタ更新にアトミック操作を用いるのは非効率である。 本論文ではプログラムを静的解析することにより、 カウンタ更新にアトミック操作が必要無いオブジェクトを検出する手法を提案する。
[論文]、 [発表原稿]

有馬 大介

千葉大学大学院
融合科学研究科
情報科学専攻今泉研究室所属

休憩(10分)
15:00〜16:00 ライトニングトーク

1. VM環境におけるLinuxプロセススケジューラの違いを考慮した性能実験 (東賢一郎)
2. OpenDataでOSSのGISをたのしもう (OSMジャパン, 三浦広志)
3. OSS電子書籍統合ソフトCalibreによる自炊のススメ (三浦広志)
4. 初心者から見たLinuxの壁 (T.Kabu)
5. これからのTeX Liveのパッケージングについて (munepi)
6. Wesnoth の翻訳をやるべきです (BfW日本語メンテナ,iwaim)
7. gPXEとSYSLINUXで楽しむネットサーフィン (山田)
8. Yet another Hack - Origami Geeko (OpenSUSE, Satoru Matsumoto)
9. The Linux Foundation 紹介 (LF, 杉田由美子)
10. 妄想と狂騒のLC2011 (JLA, 樋口貴章)

東賢一郎
Satoru Matsumoto
三浦広志
T.Kabu
munepi
iwaim
杉田
樋口
16:00〜16:30 閉会式・表彰式

Japan Linux Conference 2010 プログラム委員長による閉会のご挨拶と、 本カンファレンスにおける優秀論文賞を表彰いたします。

杉田由美子

プログラム委員長
The Linux Foundation

16:30〜19:30 パネルディスカッション
日本のオープンソースの歴史を振り返る

ビアバッシュ形式の懇親会を兼ねて、Linux が生まれてからの18年をパネルディスカッション形式で振り返ります

モデレータ:風穴江