カンファレンス情報

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会期: 2006.5.31〜2006.6.2
会場: 東京ビッグサイト 西4ホール
主催: 日本Linux協会 (JLA)

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プログラム

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過去の開催記録

Linux Conference 2006 プログラム (2006/05/31)

2006/05/31 (水) 2006/06/01 (木) 2006/06/02 (金)
Day I
時間/トラック 題目 発表者
10:00-12:00
[特別講演]
特別講演: “Xen” その最新情報と技術 〜第一線の研究者が語る将来像、64bit対応とその管理の最前線〜
数多くのベンダがその技術の先進性にコミットしているオープンソースの“Xen”。“Xen”に関してHP研究所ではいち早くその技術に関して様々な支援をしています。本セッションでは、その中心となる研究者が、その技術の先進性と、IA-64系プラットフォームへのマイグレーションを中心とした最新の情報をお話します。
[発表資料]
Tom Christian
HP Laboratories, Enterprise Software and Systems Lab, Principal Scientist
13:00-14:30
[論文発表]
チェア:g新部裕
手軽で柔軟なML アーカイバmsgcab の設計と実装
フリーソフトウェアの開発の場での利用を視野に入れ、導入が簡単でプラグインによる拡張が可能なMLアーカイバmsgcabを開発した。議論のスレッド表示や全文検索、複数のMLを跨いだメールの参照などの機能を標準で提供する。本論文ではmsgcabの内部構造を解説する。
[発表資料] / [論文]
上野 乃毅
独立行政法人 産業技術総合研究所 情報技術研究部門 研究員。
コミュニケーションが苦手なためにコミュニケーション技術に興味を持つ。 unixuser.org の構成員。Ruby 初心者。
Wiki概念の多様性
WikiWikiWeb(Wiki)は、1995年にWard Cunninghamによって開発されたWeb上の 情報共有システムである。インターネット上でのコラボレーションのために作 られたWikiは、その後、Wiki で百科事典を実現しようとする大規模なWebサイ トや、企業・グループ・個人など様々な分野での情報共有に使われるようになっ た。そのような利用形態の変化に応じて、様々な機能を持ったWikiエンジンが 登場した。Wikiは、約10年の歴史の中で多様な役割を持つに至った。本稿では、 Wikiの特徴を一番最初のWikiサイトの性質から考察し、その後のWikiの利用形 態の変化と、それに伴なうWikiエンジンの発展の流れを概観し、現在のWikiを 巡る状況を探る。
[発表資料] / [論文]
江渡 浩一郎
独立行政法人産業技術総合研究所情報技術研究部門情報流デザイングループ研 究員、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科非常勤講師。Rubyist。メーリン グリストとWikiが統合したグループ・コミュニケーション・システムqwikWeb、 仮想生物を容易に実現する物理シミュレーション環境Modulobeを制作している。
15:00-16:30
[論文発表]
チェア:g新部裕
Concord: プロトタイプ方式のオブジェクト指向データベースの試み
プロトタイプ方式のオブジェクト指向データベース・シ ステムである Concordについて述べる。これは CHISE の文字データベース・システムを一般化したもので、素 性の集合からなるオブジェクトをノードとした有向グラ フとして情報を表現するデータモデルを採用している。 これにより予め定義されたクラスやスキーマなしに複雑 な構造を持った情報を扱うことができ、ある程度形式が 固まっているものの例外的な部分も含んでいるような情 報が扱いやすくなっている。こうした性質はデータベー スのリファクタリングを意識したものである。本論文で は Concordの概要について述べ、そのデータモデル、 実装、API等について説明する。
[発表資料] / [論文]
守岡 知彦
1999年3月 北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科 博士後期課程修了、博士(情報科学)。その後、旧電総 研(現産総研)COE研究員を経て、2000年4月より京都 大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター助手。 CHISEプロジェクト創始者。CHISEプロジェクト 関連以外の活動としてはAPEL, FLIM, SEMI(旧tm)の 開発、XEmacsのMule機能の実装などがある。
GTK+/GLibのファイル名エンコーディング
GTK+およびGLibが扱う文字列はUTF-8であるが、GTK+とGLibの一部のAPIはUTF-8以 外の文字列を扱う。また一部のAPIは暗にUTF-8を他の文字符号化方式(Character Encoding Scheme)に変換する。本論文ではGTK+とGLibのAPIの文字列の文字符号化方式を検証し、 file name encodingに関するGTK+およびGLibでプログラムを組む上で注意すべき点をまとめる。
[発表資料] / [論文]
岩本 一樹
現在は信州大学大学院工学系研究科情報工学専攻修士課程に在学中。1975年、静岡市に 生まれる。高校時代にプログラムを組みはじめる。大学在学中に映像検索アルゴリズム の研究を行い、その成果を応用して1998年にAVIファイルエディタのVideo maidを公開す る。2003年にimimeの開発に携わり、それを機会にGTK+/GLibのハッキングをはじめる。 以来、多くのGTK+/GLibのバグを修正する。
  • Linux Conference 2006 会場は「東京ビッグサイト 西4ホール」となります。
  • 受付時間は 9:30〜16:30 です。
 
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