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ご挨拶
Linux Conference 2000 Fall 実行委員長
日本Linux協会 理事 佐渡 秀治 Linux Conference は、我が国において初めて開催された本格的カンファレ ンスイベントであり、1998年からの過去3回の開催を通して、開発者、技術者 を中心としたコミュニティが一同に介する我が国最大のLinux関連カンファレ ンスイベントとしての地位を築くに至っております。特に第3回目となった本 年4月のイベントでは、50を越えるセッションが組まれ、4000名あまりの受講 者と日本最高の開発者陣を集めた オープンソースソフトウェア全体をカバー する一大イベントとなりました。 この流れをすすめ、11月29日からの開催となる 2000 Fall においては、Linux をはじめとした「オープンソースソフトウェアに関わる人々の結集の場」とい う路線を鮮明に打ち出すことに致しました。この一貫として、(株)オライリー・ ジャパンが主催する「Perl/Ruby Conference」を Linux Conference と併せて 開催することとし、世界に数百万人のユーザーを抱える Perl、国内で人気が 上昇中の Rubyという両スクリプト言語の開発者を中心としたコミュニティが 結集することになっております。これにより、代表的なオープンソースソフト ウェアの著名人、開発者が結集することで、昨今の「オープンソース革命」の さらなる推進にための起爆剤となればと願っております。 Linux、Perl、Ruby そしてオープンソースソフトウェアの更なる発展のために 是非とも今回の Linux Conference 2000 Fall に積極的なご協力を頂きますよう お願い申し上げます。
Linux Conference 2000 Fall プログラム委員長
日本Linux協会 理事 石川 睦 月日が流れは早いもので、Linux Conference も第4回目の開催となります。 これもひとえに Linux を支持し、支えてくださっている皆様方のご協力に よるものであり、まことに感謝致します。 思えば、第1回目となる 1998年の Linux Conference は、講演数が10セッション あまりと今と比べれば非常に小規模なものでした。しかしながら、会場に 訪れた方々の発する熱気は我々の想像をはるかに越えるものであり、我々が 邁進してきた道が一般に評価されつつあることを肌で感じとることができまし た。そして、さらなる Linux の未来について思いを巡らせたものであります。 それからは2年の月日が立ちますが、Linux を巡る環境はその当時と変わりない 熱さを保ちつつ、ビジネス利用の拡大とともに当時とは比較にならない規模に 成長してきています。それに呼応して、今回の Linux Conference 2000 Fall では、100あまりものセッションが組まれることとなりました。プログラム作成 は非常に難しい作業ではありましたが、Linux Conference が「オープンソース ソフトウェアに関わる人々の結集の場」という理念を持っている以上、決して 手を抜くことはできません。プログラム委員の方々には毎度のことながら多大 なるご尽力を頂いたわけですが、そのおかげで現時点で考えられるベストの プログラムを組めたと確信しておりますので、是非とも多くの方々が参加し、 我々のコミュニティにご協力頂くことを願っております。 |